NEWS お知らせ

【DX推進宣言】

当社は、趙部長をリーダーとして、DX宣言しました。

その内容は、下記記載の文書を参照

DX推進宣言

当社はデジタル技術(DX)の活用は、イノベーションを起こすために必要な取組だと考えております。

今の社会は、VUCAの時代に直面しています。グローバル規模では、コロナ・ウクライナ情勢・米中対立・地球温暖化等。国家規模では、少子高齢化・ダイバーシティ化等、

予測不能で制御できない現象が常に発生しています。

当社も当然このようなVUCAの環境において勝ち残る戦略を取らなければなりません。戦略を実現する有効手段の一つとしては、DXの推進だと考えています。

当社は当社に関わるデータを物理的データと属人的データに分類しています。物理的データは、センサーやIoT、RPAなどの手法で、作業正確性と生産性の向上を実現しました。例えば、冷蔵冷凍庫設備と工場の室温管理IoT化、事務所の売上関連伝票処理のRPA化が挙げられます。

属人的データについては、当社はウェアラブルAI音声識別管理システムを協力企業と共同開発しております。

このウェアラブルAI音声識別システムにより、以下の目標を実現します。

 1,作業のヒューマンエラーを無くす。

 2,技術伝承を縦軸から横軸に変換し、多言語対応により、ダイバーシティ化現場のコミュニケーションを円滑化する。

 3,記録媒体の多言語化により、企業の海外進出を後押しする。

今後、当社の成功経験を業界に共有することにより日本の食品業界の底上げに貢献したいと考えております。

過去、国際食品業界では日本ブランドは良質で高い評価を得ていました。近年、海外製品の技術力が上がり、手強い競争相手になってしまいました。しかし、日本文化から連想される「日系元素」、「日本要素」は、すでに中国・東南アジアの消費者の間に広く浸透しています。当社は海外への進出を視野に入れ、グローバルスタンダードとされる「FSSC22000」などの認証取得に取り組んでおります。認証取得のためには、IoT化とAI属人データの記録管理、社内データベースに蓄積した膨大なデータによる技術の横軸伝承を実現するDXへの取組みが不可欠であると考えます。

当社は、DX化で生産性アップと高品質を実現、マーケティングの効率的な追求、ECなどオムニチャネル等の確立、B2CやD2Cで消費者の需要変化を瞬時にキャッチし、新たなマーケティング(ブルーオーシャン)の創造実現などにより、サステナブルな成長を実現したいと思います。

GF株式会社のビジョン

青果拡張業(VEH)による持続可能な、環境に優しいウェルネス社会の実現。

①青果のアップサイクル

②DXで生き甲斐、働き甲斐のある職場づくり、グローバルスタンダードで海外進出

③世に健康を贈る

青果拡張業(VEH)とは

青果(V)のアップサイクルは、1、2、3次産業から出るあらゆる規格外・等外・余剰・不使用分をアップサイクルの手法を通じて、素材化・資源化します。

それにより社会を豊かにすると共に、環境(E)にやさしいカーボンニュートラルに取り組み、また誰もが健康(H)で安心して暮らせるウェルネス社会を実現させたいと思います。

アップサイクル経営活動に不可欠なDXは、生産現場の改善による働き甲斐や生き甲斐を感じる職場作り、ダイバーシティな職場の技術の横軸伝承とコミュニケーションの円滑化、グローバルスタンダードの実現を可能にしてくれるでしょう。

イキイキとした当社ステークホルダーの皆様と、環境と健康に良い商品を作り出し、皆様に幸せをお届けします。

このような経営活動を通じて、持続可能な環境の中で生き甲斐のある健康的なグローバルファミリー(GF)を作り上げてまいります。

青果拡張業(VEH)実現のために、以下のDX推進に取り組んでおります。

・DX社内勉強会を定期的に開催

・DX認定を取得する

・自社のデータベースの構築(販売管理、勤怠管理、機械管理、衛生管理など)

生産性を向上させるため、生産現場においては生産ラインの自動化、ロボティクス化、ウェアラブル音声識別管理システム、データベースによる技術横軸伝承を実践しております。バックオフィスに関しては、RPAを導入しEPAやCAに発展させることを目標としております。

これらの取組みで、当社のビジネスを常に進化させてまいります。

ビジョン実現のための戦略

GFビジョンを実現するために下記のプロジェクトを進める方針を決めています。

まず、社内の事業業務のデジタル化、それらのデータを集約したデータベース構築。その他、オフィスのペーパーレス化、社員教育(リスキリング)、PR活動の強化などを戦略の主軸だと考えます。

・社内データベースの構築

 ① 社内の物事を物理と属人に分けてデジタル化

 ② デジタル化されたデータでデータベースの構築

 ③ 構築されたデータベースを有効利用するため、リスキリング強化

 生産現場のIoT化で生成されたデータをデータベース化し、温度・湿度・配合・勤怠・衛生・使用電力などの管理を可視化。

 属人的データはウェアラブルAI音声識別管理システムを用い、管理と技術の横軸伝承を目指し、データ処理をRPA化。

・社内指示連絡のペーパーレス化

 Dropboxで、生産・出荷を指示し、FAX代の節約・ペーパーレス化

 LINEとWeチャットを使い、従来、紙媒体で行っていた社内連絡をペーパーレス化。

・社員教育

 LINEの『GF大学』グループチャットで、リスキリングを強化し、常に業界の最新情報・動向・品質管理手法・DXをキャッチし、社員教育に取り入れます。

・PR活動

 会社事業全体像を多言語化(日本語・英語・中国語・ベトナム語)し、新聞・テレビ・SNS等でPR活動を行います。それらをホームページで公開していくことでB2B、B2C、D2Cにビジネスを展開していきます。

DX戦略の体制

新規事業本部長を筆頭リーダーとするDX推進チームを発足。

メンバーとして、総務部長、各工場長を加え、経営陣と連携しながらDXを推進します。

また、外部組織の協力を得て勤怠管理システム・RPA・機械管理システム・販売管理システム・冷凍機管理システム・ウェアラブル音声AI識別管理システムの構築を行っております。

環境整備

経営陣とDX推進チームで定期的な会合を設け、DXの進捗状況や軌道修正の確認を行っており、DX推進にかかわる予算(ハード/ソフトウェアの導入、システム開発、ホームページ更新費)等もそこで決定しております。

例えば、2023年度の方針として、PR活動の一環とするホームページのリニューアル、ウェアラブル音声AI識別管理システム開発などが今期の予算として組み込まれております。

DX推進指標

・事務従業員の残業ゼロを実現、現場従業員のヒューマンエラーを無くし、ストレスの軽減。

・社内経費の削減率:3%削減(ペーパーレス化・RPA化により転記ミス削減・消費期限設定ミスをゼロに。)

・上記目標を実現するため:3ヵ月毎に確認。

ご挨拶

当社を取り巻く環境は、まさにVUCA時代の渦中です。

マクロから見れば、新型コロナウィルスの蔓延、ロシア・ウクライナの地縁衝突によるインフレ・人件費や資源の高騰など不確定なマイナス要素が増加しております。

ミクロから見ますと、技術進歩が乏しい野菜加工業界全体がレッドオーシャン化しており、途方に暮れる競争が激化しています。

その環境の中で当社が成長戦略として掲げているのがVEH事業(青果拡張業)の展開です。

1,青果のアップサイクル利用

 ① 青果の外延を再定義し、青果を主原料とするVAM®の製造・販売をします。

 ② 青果の内包も再発見し、第七栄養素を主眼とするベジバー®・エージテックフード王®などの斬    新な健康食品の開発製造。

2,青果のアップサイクルによるGX・SDGs・Wellness世界の実現

 1₋①によるサステナブルな環境づくりに貢献します。

 1₋②によるウェルネス世界実現に貢献します。

3,DXが当社の成長戦略を支えます。

この成長戦略の実現にもっとも重要なのが、DXの取り組みであると考えます。

マーケティング面では、B2B・B2C・D2Cにマーケティング展開し、ステークホルダーや消費者に最善な商品とサービスを提供します。

社内環境においては、DXで事務処理・生産現場の自動化によって省人化・省力化・省エネ化を目指し、生産性をアップすることによって、従業員のストレスフリーを実現させ、生きがいと働きがいのある職場作りを目指します。

このようにデジタル技術を積極的に取り入れ、社会・ステークホルダーと共に成長し、持続可能なイキイキするウェルネスな世界の実現に最大限の貢献をしていきたい所存であります。

                                          

GF株式会社

代表取締役  王 志敏 

注釈:

GF株式会社が定義した用語集

VEH

VAM

ベジバー

エージテックフード王(スープ王)

物理的データと属人的データ

技術縦軸伝承と技術横軸伝承

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